建物全体を「建築」と「設備」の
2つに大きく分けて調査します。

建物の構成は大きく建築と設備に分けることができます。人体にたとえると、建築は『骨格や皮膚』であり、設備は『臓器』にあたります。建物を長く使用するためには、人間と同じように専門家による定期的な検診を受ける必要があります。その診断項目は、下記に示すような部位があげられます。アルカでは各部位ごとに、適切でより詳細な診断を行います。
診断項目(マンションの場合)

屋上 ・防水
・パラペット
・ルーフドレン
・手摺
外壁 ・外壁仕上げ
(モルタル塗、
タイル貼、塗装、
コンクリート打放し)
屋内
共用部
・床・壁・天井
・廊下
・屋内階段
・各種付属施設
開口部 ・窓サッシュ
・ドア
・シャッター
・ガラス
外構 ・塀、擁壁
・外柵
・門扉
屋外
階段
・鉄部
・手摺
機械
設備
・給水設備 ・排水設備 ・衛生器具設備
・空調設備 ・給湯設備 ・ガス設備
・暖房設備 ・消防設備 
電気
設備
・電灯コンセント設備 ・テレビ共聴設備
・電話設備 ・防災設備
・受変電設備・避雷針設備
建物の構造体を保守する仕上材及び
構造体の劣化度を調査します。

建築物を人間の体にたとえると、構造体(躯体)は「骨格」であり、壁や床、天井などは「皮膚」にあたります。これは建物をささえる基本であり、建物のロングライフ化を図るうえでまず第一に把握しなければならない要素と言えるでしょう。「アルカ」では建物の劣化状況に応じて、外観目視、打診調査、各種測定機器を用いての調査、躯体コア抜きサンプリングによる検査・試験等の詳細な診断調査を実施。適切な保全・改修計画を提案いたします。

屋上調査
防水層亀裂測定
外壁調査
ひび割れ測定
外壁調査
打診調査(仕上材の剥離)

構造体調査
打診調査
構造体調査
鉄筋露出
構造体調査
鉄筋径測定・かぶり厚さ測定

外構調査
擁壁破損状況
金属腐食調査
鉄管厚さ測定
赤外線調査
赤外線調査解析